傘がない！

いつものように幕が開いた本日(喝采)
オイオイ雨かよ～天気予報的中！
しかし傘を差すほどでない、パラついた雨、
これくらいへっちゃら！
「水も滴る良い男」に変身するかぁ～
朝っぱらから現実を無視して理想に走るが、
そうともいかず、傘だけは持って家を出る事に！
(ひとりぽっちの病院はもうイヤだ！)
ＪＲに飛び乗り周りの客層を眺め、
いつもの席いつもの風景を横目に携帯をいじる！
いかんせんボンズ　（ゲロゲロ）
何か始めると夢中になってしまう！
あれッ！もしかしてヤッべ！着いた！
ダッシュで降りてギリギリセーフ
だが駅を出て唖然！すごい雨！
ジャ～ン傘あるもんね～良かった！
と思うもつかの間、あれッ傘がない！電車に忘れて来てしまった！あぁーッ(絶叫！)
雨があたる！傘を忘れた自分に対する怒り、ずぶ濡れになる惨めさ、
無情の雨がワタシのハートに刺さる！情けない、そして寒い！ 非情に寒い！
ワタシに水が滴っても良い男に変身しない！（現実は厳しい！）

この雨降りに傘も差さず、「ずぶ濡れなタダのデブ」なだけ！
もう見せ物になっている(ガーン！) すれ違う人達が半笑いで通り過ぎる！
世の中は冷たいもんだ！心まで寒くなってきた！社交辞令もいらない！
気やすい上っ面の言葉もいらない・・・欲しいのは・・・（？）

不器用にされた野獣の気持ちが・・・なんかわかる！（美女と野獣より）
でもッ　やっぱりワタシは野獣になれない、むしろそれ以下だ！
だって王子様じゃないも～ん！できるもんなら変身したい！（キャーッ！）