長栄堂いなば菓子店！

あれから毎日三笠に通ってます。
何とも言えない凹んだ気持ちで通っている。
それでも何かお仏壇に供える物と思いここのお菓子屋さんの商品を使わせて頂いている。

ここのお店も長い歴史がありワタシが生まれた時から
故郷三笠に存在している。
最近は「ココナッツロール」が人気で三笠市民だけでなく
各地方からもその商品を買い求めるお客様も多いらしい。
夕方には売り切れ状態、購入はお一人２０個までと
制約までついている。こんな片田舎で驚きだ。

しかし昔から変わらぬお店、年は取ったものの働いている皆さんの顔にはホッと出来るし、頑張っている事が何よりも嬉しい悲鳴だ。

通夜、告別式とありがたい事に地元を離れずに地元で生きている同級生もワタシの置かれた立場を案じて駆け付けて来てくれた「明日も来るからなっ」て…二日間付き合ってくれた。
学級はおなじというものの、今では大したお付き合いも無いのになぁ〜
心強かったし嬉しいかった有り難い事だ。なかなか出来る事ではない！地元で生きるとはそういうことか？

炭鉱で栄えた街も閉山と共に人口も減り、活気も失い商店街もシャッター通りなんか超えて
建物自体が取り壊されて更地になり、一気に過疎地に変貌を遂げたこの街だが、
義理や人情は昔と変わらないみたいだ。感謝！

しかし、精神だけでなく体力も落ちている！目の前にあるココナッツロールが食べたいと思わない！
異常だ！こんな事は初めてだ！ワタシが感じている以上に、かなり凹んでいるかも・・・・
食べるのも供養のうちと云われるが、そんなのは嘘だッ！