2018年6月3日日曜日

バス・ストップ!

ん~なんかイライラ、待っているバスが来ない!
時間はもう10分以上過ぎている、
行き先の違う後から来るはずのバスがどんどん来る!
ん、もしかしてもう行ってしまったのか?
イヤッそんな事はない、時刻の5分前には着いていた、
どうしたんだオイ!心で叫ぶ!
何人も居た停留場にワタシひとりが取り残された、
(またポッチ、いつもポッチ!ギャーッ)
およそ約30分遅れでバスがやって来た!
焦らされたせいなのか?
ホッとした安堵感と涙は出ないが訳のわからない
嬉しさまで込み上げて来る!(単純ストレート型)
乗り込むとそこに車いすの乗客・・これじゃ仕方がない!
こうゆうこともあるだろう!(人生3度目の経験)
降りる場所も一緒のこともあり、これも何かのご縁・・・
ワタシの中の少ないボランティア精神がニョキニョキッ!
いきなり後ろから声を掛けて驚かせるのもなんだと思い、前に行き
しゃがんで目線を合わして「手伝いますか?」(作り笑いだってした!)
しかしだ、ボランティア精神ニョキニョキのワタシを彼女は驚いたように
ワタシの顏をガン見!完全に固まってしまった(カチーン!)
それをバックミラーで見た運転手が、まるで不審者にに声を掛けるように
「どうしましたか?」 「降りるんですか?」
オイオイなんか変!みんなの見る目がなんか変!いっぺんに空気が変わった(キャー!)

大体さぁ~車いすの人乗せるときに降りる場所聞かない?
なんで手伝おうとしたワタシが変な目で見られる?ワタシなんか変なことした?
車内ではいつもズーと本を読んでる文学少年に対して・・・(少年?)
見たままの外見で判断しやがって(そこが大事!)
なんか悔しいが、外見が悪いのは納得済!自画自賛!ギャーッ
この姉ちゃんのせいでもないし運転手のせいでもない!
外見に似合わない事はするもんじゃない・・・あらためて確認した!

乗る側の車いすの乗客もバスの乗務員も大変だなぁ~
後ろからボードを出して入口のステップにズレないように置いて、
車いすとバスを固定する安全フック外して車内で一回転後ろ向きにして降ろすが
なんせ急こう配!自分の身体で車いすの乗客の全体重を支えるしかない
乗ってる方も不安だが、支える方も不安だろう!
降りたら降りたで車いすを固定していたベルトフックやボードを片付けて、
車いす専用の場所のシートを元に戻して・・・発車オーライだもの!

おかげさまで通常より倍の時間をバスの中で過ごしたが
そんな事より・・・誰も声もかけずに手伝う気も無いのに驚いた!
その状況で一切関係ないように見て見ぬふりしていた乗客の態度に驚いた!

むかしバス停で待つ車いすの方が「次のバスにしてください」と言われ
何台も行きかうバスに乗れづに2時間も3時間も待たされることを書いた記事を読んだことがある・・車いすの方はバス乗務員の怠慢、乗車拒否、差別されたと訴えていたが
乗務員はやはり安全を考え混み合っていれば乗せることは出来ないし、
車いす専用のスペースが空いてなければ乗せないだろう!
今回のバス乗務員は時間が掛かってもそれを行った!予定時刻を完全に遅れても
乗客皆さんに頭を下げて優先させた、最後は人間性と言われるが・・・
上出来で優しい方だったんだろう!(完全に不審者に思われたけど・・キャー!)

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