2019年6月30日日曜日

血統書付き!


先日三遊亭歌太郎さんの落語を聴いてきた。もう何回目だろう?ご縁があり1回目から参加させて頂いているが
毎回毎回上手になってきているのがわかる。お客さんも増えてきているし、改めてすごいと思うし、最近余裕すら感じる
あまり落語を知らないワタシが思うんだから成長しているんだろう。

来年オリンピックイヤーに真打に昇進!おめでたい、おめでたい!しかしなぁ~話によると噺家さんが真打になるには相当なお金が掛るみたいだ
そうだよなぁ~考えてみれば後ろを飾る幕だっているし、幟だっているよなぁ~落語家のお偉いさんを呼んで真打昇進披露だってしなきゃならない。どこの世界も大変なんだなぁ~つくづく思う、某林家さんみたいにスポンサーが居れば良いが普通に考えるとそうはいかない!

いると居ないじゃ全然違う、某林家の、父親の名前を継いだ噺家は真打昇進時、浅草演芸ホールの入り口に「松竹梅」の樽が両脇に積まれて、それも1個や2個じゃない、シャンパンタワーの樽バージョン(笑い!)義理の兄さんが当時裕次郎さんの事務所に居たからなぁ~それで、♬喜びの酒~松・竹・梅 ときたもんだ~
それだけじゃない!有名人が死んだのかと思うほどのスタンドフラワーが外からホールの中まで続く、溢れかえっている、そしてお母さんがデザインして染め抜いた手拭いをバラまいて、立ち見が出るほど超満員、期待されているのに噺ひとつしないでダジャレを言って終わり(さすが林家!)真打披露その物が初めてだったからスゲ~なぁ華やかだなぁ~と思っていたが、

次に観たのは名前は忘れたが確か円楽さんの弟子でこれがまたッ!(今の腹黒い円楽じゃなく先代、ウマみたいな顔の人)樽酒無し、花も玄関口の両脇を彩る数本だけ!もちろん手拭いもないし、口上をする協会のお偉いさんもあまり有名な人は居ない!もちろんお客さんも疎らッ!なんか現実に叩きのまされた感じだ!世の中なんて、こんなもんかと思ったのが今でも記憶に鮮明に残っている。

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