2018年10月10日水曜日

輪島さん!

第54代横綱 輪島大士 亡くなる!
この横綱と初めて会ったのは16才の時で、あの知る人は知る(当たり前か?)あの伝説のライブハウス、渋谷の「ジャンジャン」シンガーソングライターの西島三重子さん(池上線)のライブでのこと
特別な方が聴きに来ていると紹介されてどこだと思って見渡すと、なんとワタシの真後ろで手を振っていた、キャーッ!輪島さんの後ろの人は迷惑だろうなぁ~(笑い)これが東京だぜっ!一揆にテンションアップした記憶がある。着物を着て椅子が小さいために、ちょこんと腰を下ろしている状態で左右には浴衣を着た付き人、実に窮屈そうだ、立ち上がり「握手お願いします」と手を出すと潰れた声で「君も体格良いなぁ~」笑顔で、デカい手でワタシの右手を両手で包んでくれた!片手でも私の手が隠れるほどデカかった、そして温かい!気さくな優しい印象が今でも残る。

次に会ったのはいろいろな事情があり馬場さん率いる全日本プロレス札幌興行、今は無き中島スポーツセンター!土がつくと負けてしまう相撲の感覚が染みついているのか、倒れ方も下手、ロープの使い方もぎこちない、会場から苦笑交じりの声援が飛んでいたのに本人は必死の形相だったのがが印象だ、間もないデビューで仕方がないこと、横綱まで上り詰めて時代を造った人だ、いきなり倒れてもいいなんて言われても身体が拒否するだろう、ロープなんて?天龍や石川、田上とは格が違う!馬場さんのご厚意で試合後握手させて頂いたがあの時と変わらない温かさが伝わった、変わっていない!

今回の訃報を聞いてイチバンに感じたのは輪島さんが相撲協会に残っていたなら北の湖理事長はもう少し長生きできたのかな?違う形でまた二人で相撲界を引っ張ったことだろう、そして・・・平成の一代年寄貴乃花親方も辞めることはなかったことだろう!

心よりご冥福を祈ります(合掌、礼拝)

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