2011年5月30日月曜日

お水!

ワタシの周りに、何か言えば、二言目には、銀座、銀座、と云う 太平洋戦争を生き抜いた、人の形をした 
妖怪 みたいなのがいる。
今はどうかしらないが、その昔、銀座はステータスみたいな価値があり、いずれにしても、
一度は豪遊したいと思ったお父様達は多いはず。その名残か、
地方へ行くと銀座街や銀座通りなど一昔前に栄えたような地名がまだある。

しかし、どうなんだろう? 銀座に居たから一流なのか?所詮、気取ったところで、
問われるのは、過去では無く、今です。 まして、その頃の夜の蝶(ホステス)は、
切ない過去を引きずったり、何かあって街を追われ、流れてきたり、と事情がある方が多く、
お天道様に合わす顔がなく日が沈む頃から働き出す。…
間違っても、自分から、ホステスやってます。なんて言えなかったはず!
ワタシの現在、預かっている若い者をチャン付けで呼んだり、タメ口、利いたり、
それが一流?勘違いもはなはだしい。
しかしながら、男をヨイショして、口だけで、生きて来ただけ有り、ひとつ、物言えば、
マシンガンのごとく、四つも五つも返ってくる!若い者を手懐けるのは簡単な事!
とても、とても、扱いにくい 鼻につく、可愛くない 妖怪 だ!

ワタシも同じような業界に席を置いているが、ほんと、悲しい事、情けない事に、
似たような人達がたくさんいる、若い時は、誰に付いてた、どこに居た…等とほざいて
自分は特別だとイメージ付けてる、ヤツもいる 

ワタシが若い頃、兄ちゃん(先輩)や オヤジ(師匠)に、教えて頂いた事がある。
仕事は、今やってる事が、ひとつ、ひとつ、勝負であり、親が何をしてようと、
誰に付いてどこで修行しようと、そんな物は関係ない。
いくら有名な所で有名な人に付いていても、仕事が出来なければ、話にならない。…
そして、どうゆう環境で、どう育つのか!一番最後に来るのは、人間性!

ワタシは今でも、守っているつもりだし、これからも守って行く事でしょう。
ちなみに、そういう人生感を教えて頂いた…オヤジを始め兄ちゃん達は、
こんなワタシに人生感教える位だ  こんなワタシが声を掛けるのが、申し訳ないくらい、
 別格で素晴らしいです。 けして、出しゃばらず。 美学を持っている…

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