写真家 米山 均 先生から写真集が届いた！
部屋に流れる音を消して、静まり返ったリビングで、
一人静かに見せて頂いた！見開いてみると、そこには
スリランカの子供達のキラキラした瞳が、無邪気な瞳が
ワクワクした瞳が映し出されている。どこか見覚えの有る、
何か解らない、なんとも云い難い「懐かしさ」があった！
このなんとも云い難い、懐かしさは一体なにっ？
知らない間に自分の幼い頃とリンク！ダブっている！
そうだワタシの幼い頃の同級生やいつも一緒にいた友達は
みんなこの子達と同じ眼、瞳をしていた！
幼い頃に描いていたデッカイ夢も溢れ出しそうな希望も、
年齢を増すごとに、こじんまりとなり、世の中に流され、
いつの間にか、濁った大人になった自分がそこにいる！
少なくても幼い頃に描いていた自分はこんなんじゃなかったはず！一体いつからこんな自分になったのか、
なんで濁ってしまったのか？幼い頃は大人は嫌いだったのに！大人に成りたくなかったのに！
まさしくその汚い、成りたくない大人になっている！
自分は「何をやってきたんだ！」「何をやってんだ！」後悔に似た自分を悔やむ！黙って写真集を見つめ、
そう考えると我慢出来ない、悔しさも含め訳の解らない熱い物が胸から込み上げて来た！
ほんと写真集のタイトル通り「ねぇねぇどうして」だ！まるで、自分が自分に問い掛けられているみたいだ！「シアワセを考える入り口」だけでなく「濁った汚い自分を原点に戻してくれる入り口」でもある
特に「黒い果実」の話は絶品です！ぜひ皆さんに見て、読んで頂きたい一冊です！
なぜ？タイトルが「ねぇねぇどうして」なのか解ります！
「この本は、米山 均が３年間にわたってスリランカで撮ってきた写真を、友人を通じて知り合った
小学生の渡部沙織ちゃんに一枚一枚見せながら。お話をしているうちに生まれました。」
写真◎ 米山 均 文◎ 渡部沙織
米山先生へ・・・
頂いた写真集を見開いて、見つめている時間は約一時間足らずですが、ワタシにとっては
貴重な時間となりました。改めて自分を見つめ直す、原点に戻して頂く時間にもなりました。
この場を使い御礼申し上げます。 ありがとうございました。写真集は大事にさせて頂きます。
２０１２．９．１ 書き込み「写真家 米山 均」参照
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