2011年10月2日日曜日

酒林(さかばやし)!

皆さんは酒林なる物をご存知でしょうか? 杉の葉を集めて玉にした造形物で杉玉とも呼ばれているが、
昔ながらの日本酒の造り酒屋では、当たり前に軒先にこの酒林を吊す事により「新酒ができました!」
または「搾りを始めました」と云う意味を持っている物である。しかし最近は日本酒にこだわった飲食店でも
オブジェとしてぶら下げているお店もたまに見かける!(買うと結構な値段がするビックリくりクリ!)

そんなこだわった日本酒のある、酒林がぶら下がっているお店に行って来ました。
日本酒と言えばJIMOちゃん!彼もワタシも日本酒大好き人間!
男なら、いや大人なら水臭いお酒は飲みたくない、ちゃんとした物をゆっくり飲みたいタイプである!
お店に上がると堀コタツになってる小上がりに通された、腰を下ろしたが実に良いねぇ〜落ち着く!
目に云う(メニュー)に目を通すとオイオイ九州男児かと思う魚が書いてある。
今回はハタのお刺身!薩摩揚げ!そして極めつけ、マグロのかまトロの刺身!(なんて贅沢)これで充実!
次にポン酒であるが、伊達に酒林を下げてない!結構なラインナップでした。
メインの銘柄は福島県の「奈良萬」 嬉しいじゃないのォ〜絆だ絆!わかるかなぁ~
まっJIMOちゃんもワタシも違う県の物を飲みましたが…(スイマセン)
ポン酒に対してはいろいろ細かい好き好きが人ソレゾレあるので講釈は止めて、
ただ嬉しいかったのは玉子焼きに添えてあった大根おろし!
荒くおろしてあって水っぽくなく絶対に大根特有の甘味が出て美味しい!
やっぱり大根おろしは鬼おろしだよ!感激!ちゃんと考えてるねぇ~良いね良いね!
ここのお店冬になればクエも出てくるみたいです。(鍋でも刺身でも)

しかし日本酒好きのワタシにしてはこちらのお店に拘らず、いつもほんと毎度思う事が有る。
酒の肴は別として、日本酒高くねぇ!一杯500円は当たり前、下手すりゃ700円、800円だよ!
一合も入ってない、せいぜい7勺か8勺だろ。一升瓶でいくらで仕入れているんだろう?
ましてここは日本、昔から培われた伝統の物がなぜなんだろう?量的にいえば一番高い!
日本酒は皆さんご存知の通りお酒の中では消費量が一番低い!約20年位前と比べれば今現在
半分の量しか消費されていない。ちょっと驚きの数字だが情けない事実だ!
安くすれば良いってもんじゃないが、なぜ売れないかをちょっと考えればわかるはず、
日本酒は神聖な物で、払う時も、清める時も、願う時も、欠かせない物で、付加価値をつけて
ズラッと並べて過剰に儲ける物ではないと思う!いっぱい並べりゃ高級感も出ると思うのはエゴである。
何か信じられなくてなぁ~ちょっとイロ着け過ぎじゃないか?そして受け皿に零してくれないしな!
やっぱり受け皿いっぱいにしてオットット!だろ。お酒の出し方もわかってない店員も増えてる事も事実残念だ。
誤解を招くといけないので、ハッキリと書き込むが、いっぱい飲みたいから安くすれとは言っていない、
あくまでも、ぼり過ぎだと言ってるだけ、お店側も飲んで欲しいから用意してんだから、もっともっと頼みやすくしなければなぁ~高い酒置いてウチは凄いなんて思われた日にはお門違いもいいとこだ!
こんな、せこい事考えてるのワタシ位だろうか?安くて美味しい日本酒は沢山あるのになぁ~

ここのお店が高いと言ってる訳じゃないので・・・あしからず!

  かもし家  淳吟
札幌市清田区北野7条1丁目長井ビル
TEL 011-855-3440    http://jyungin.exblog.jp/

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