2011年10月3日月曜日

重ね巻 篠田食品! 

リニューアルした北海道の空の玄関口、新千歳空港で「重ね巻」と云う商品がジワジワと
売れ行きの業績を伸ばしているらしい。まだまだ勉強不足でまだお目にかかってない。
だいたいリニューアルした新千歳空港にもまだ足を向けていない現実。
ああいう場所は大好きなんだけどなぁ〜。
一人では行きたくないし、なかなか時間も取れない状況だ!情けない話しだ!(泣き)
じっさい「重ね巻」とは何ぞや?お話を聞く所!鮭の昆布巻らしいが…従来のただ鮭を昆布で巻いて干瓢で縛った物ではなく、なんと、鮭の中骨と昆布が交互に重なりミルフィーユ状態になっているらしい!
包丁を入れて(切る)切り口を上に向けて盛り付けるとサンドされた鮭と昆布が何層もなり今までの昆布巻きとは見栄えは全然違うという!実際はこういう商品は他の工場でも商品化されて売っているが、鮭の身を使っているので身の厚い所や薄い所でなんか切り口も不揃いでキレイではない!
しかし篠田食品さんの「重ね巻」は鮭の中骨を使っているから厚みもある程度統一されていて
切り口もとてもキレイらしい!

先日、ご縁があり篠田食品さんの工場長さんとお話をさせて頂く事が出来た。その商品!空港のリニューアルに合わせた商品じゃなく、以前からあったオリジナル商品で売れ行きを伸ばしている。現在でも手造りで加工しているらしいが、なんでも手間がかかる商品で
何人で加工しているかわからんが一人で一時間に17、18本しか巻けないらしい。大変な作業らしいが、
ワタシは大事な事だと思う。皆さんはどう思うか知らんが昆布巻きや煮豆なんぞは不揃いで手造り感があった方が美味しいそうに見える!そして出来る事なら、その不揃いの昆布巻きの横に
白い割烹着を着た腰の少し曲がったバァチャンが立っていれば云う事なし!

いや〜頑張って頂きたい!先日も書き込んだが和菓子にしても昆布巻きや煮豆にしても日本本来の味、
昔から培っている品を守っているんだからなぁ〜たしか昆布巻きなんて室町時代から食されている歴史ある品!携わっている人だけじゃなく、食する私達もいっぱい食べて守らなきゃ!そのためには企業の努力は不可欠で絶対に必要!常に勉強してなければならない。その時代、時代にあったニーズは必要だ!今まで有った商品が売り場のリニューアルで売れ始めて業績が伸びるんだから今の世の中何が当たるか判らない!

そう云えば、過去に自営業をしていた時「おせち作って!」と依頼されてワタシも昆布巻き作ったっけなぁ〜
もちろんオーソドックスな物は作る気もなく、ワタシの完全なオリジナルで…皆さん驚かれたが、
結構な好評でお年寄りからも子供も喜んで食べて頂けたらしい…
あれから毎年!今位の時期には「今年は作らないのかい?」等と何人かに聞かれるが…
とても有り難いお話だが、今は無理!いずれ…また!

 篠田食品工業株式会社
札幌市手稲区曙2条4丁目3番10号
TEL011-688-6558    http://www.tuku629.jp/kaiinn/sinoda.html

0 comments:

コメントを投稿

 
Blogger theme by riot