2011年11月24日木曜日

立川雲黒斎家元勝手居士!

自称五代目 (七代目)立川談志さんが逝っちゃいました。天才肌、破天荒、毒舌、と世間を騒がしていたのも
事実だが、ワタシ自身、チャンスがあるなら一度は生で聴きたい、見てみたいと思っていた落語家、
噺家です。話しを聴かせるんじゃなく、お客様を話しの中に引き込むと云うか、話しの山場になると
これでもかと、ババババーンと聴いている側を追い込む、夢中にさせる様な彼の独特の 間 は誰にも
真似できないでしょう。浅草に住んでいた時に浅草演芸場に行きいろんな落語家さん達の噺を
聴きましたが、ワタシ自身聴いて背が離れたのは立川談志さんと春風亭小朝さんだけです
(背が離れた…寄席で使う言葉で、夢中になり前のめりになる事)またお二人共に噺が長く感じない!
飽きないんだよなぁ〜ずーと聴いていたい!と感じる、とても大事な事だと思う。
噺が じょうず な人は何人かいるが、聴かせるのが じょうず 噺が うまい のは彼等二人しか居ない!
( じょうず と うまい は全然違う)(漢字は一緒 上手!上手い!)

北海道は物事の文化には、疎い地域で、演芸場もなければ、芝居小屋もなく、そういう文化に気軽に
触れる事のできない土地で、そこそこ知名度のある方々しか公演がなく、料金も高くなり、
観に行くと言っても限りがあるが、テレビで見たり、ラジオで聴いたりしている限り、どうなんだろう?
今の落語家なんてもんは落ちたと思うね〜芸のない芸能人、タレントと一緒!下品だね!粋ってものがない
テレビに出て面白い事すれば良いと思っているのか?例えそんな連中が、着物着て、高座に上がっても、
たかがしれているだろう。偏見かもしれないが、噺家の仕事よりも副業がメインになっているんじゃ
話しにならない。落語風に云うと、落ちがない連中だ! 頓珍漢な八つぁん熊さんと同じだ!

自殺しちゃった古今亭志ん朝さんも今回の談志さんも噺家としての専門職としてプライドと自信を十分
に持っていた噺家だ!後は春風亭小朝さんに頑張って頂くしかないか!
愛弟子の志の輔さんも談志さんの独特の 間 を受け継いでいるもっと、もっと極めて欲しい!

しかし、これから戒名決めてから、死ぬ人増えるだろうなぁ〜談志さんも戒名決めて死んだ!
コソッと死んで、付けた戒名が雲黒斎( うんこくさい) だものね〜
最後の最後まで、洒落て、落ち と うん を使いやがって!叶いっこねぇなぁ〜!オイッ!座布団1枚っ!

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