2012年1月3日火曜日

黒い呪術師、引退!

プロレスラーのアブドーラ・ザ・ブッチャーがとうとう引退!日本では第一級のビッグネームを持つ
外人レスラーで41年間日本で試合を行った!41年だよ!彼が来日した頃1970年代かぁ~
凄かったもなぁ!やはりなんと言っても不動の地位を持ったのは70年代後半の全日本プロレスの
オープンタッグ選手権だろう。
ザ・シークとタッグを組んでザ・ファンクス(ドリー・ファンクjrとテリーファンク兄弟)との試合に尽きる!
ブッチャーは額が割れて流血して本領発揮だし、ブッチャーとシークは凶器攻撃しかしないし、
最後はテリーファンク(弟)の腕にフォークをメッタ突き!(キャーャ!やめて!)
ホント困っている人もいるんだから、赤十字に献血して欲しい位にみんな血だるま!リングも真っ赤!
フォークを刺される度にテリーの顔は歪み、そして叫び!その叫びに反応するかのごとく兄ちゃんドリーが
カットに入るがなかなか上手く行かない!2人ともやられっ放し!ホント、まだ可愛い小学校だった
ワタシだが(今でも可愛い)センセーショナルでスリリングでヒヤヒヤしたのを覚えている!
その後もこのカードは(試合)全日本プロレスの看板となり興行的にドル箱となる。
しかしブッチャーとシークも悪役レスラーとして君臨するが、対したザ・ファンクスも
ジャイアント馬場、ジャンボ鶴田を凌ぎ、全日本プロレスのエースとして君臨した!

さすがプロモーター馬場!今考えると頭が下がる!その頃のプロレスは外人レスラーは
悪役と決まっていて、その悪い外人レスラーを日本人レスラーが倒す!その倒れた外人レスラーを見て
日本人は喜ぶ!力道山からの大体のセオリーは出来上がっていて、外国人同士を日本のリングで
戦わせる事も無かったでしょう。そこに敢えて正統派の外人レスラーを投入して
外国人同士のカードを看板にするんだから馬場さんは偉大だ(さすが!ジャイアント!アッポー!)
後々、日本人同士の抗争戦を打ち出した(維新軍対正規軍)新日本プロレス!アントン(アントニオ猪木)も
馬場さんのスケールには及ばないかもね!話しがまたまた反れてしまったので戻そう!

悪役の裏側では大の親日家で数々のエピソードも残している!結構来日する度に老人ホームなどに
慰問に行き、雑誌やメディアに対して(人は見掛けで判断してはいけない)
「日本人はアメリカ風になりすぎて古くからの日本の良さを忘れている」(ごもっとも!)
「親をリスペクトしろ。親をリスペクトしない人間の面倒など誰もみない」(当たり前の基本)
リスペクトと言うのは「尊敬」の意味!スゴいね!
下手な日本人より日本人らしい事を云う(笑)!不動の人気の裏にはこういう事も支えてたんでしょう!
全盛期のファイトスタイルで申し訳ないが空手の有段者でもあり、地獄突きの後のパフォーマンスだが、
両手をシュッシュと出し、息をフーッと吐きながらの空手の構えは彼のリングに置ける存在そのものだった!

最後だがブッチャーの入場曲「吹けよ風、呼べよ嵐」はアメリカのロックバンド「ピンク・フロイドの作品で
後々ザ・シークやタイガー・ジェット・シンなど悪役外国人レスラーのテーマ曲になる!これもスゴい事だが!
対するザ・ファンクスもスゴいんだよ!入場曲には「スプリング・トーホールド」と言って
日本のロックバンド「クリエイション」が制作、演奏している!
クリエイションだよ!クリエイションったら「ロンリーハート」竹田和夫や、もう死んだ?生きていたらゴメン!
アイ高野がいたバンドで、アイ高野ったら元「ザ・カーナビーツ」のボーカル!(アイドルですごい人気)
ドラム叩きながら右手のスティック前に差して左手で耳押さえ♪「おまえのすべて〜」(好きさ好きさ好きさ)
GS世代は知らない人がいない位有名!その他にもBzのあの歌唄ってなくギター弾いているヤツも
この「スプリング・トーホールド」をカバーしている位チョー名曲!
またまた話しが反れてしまった!今日はこの辺で!

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